ビジネスローンを利用してお金を借りた場合に借りたお金の使いみちは何に使っても良いのでしょうか？ここではビジネスローンの資金使途について解説します。
事業性資金としての利用であれば原則自由
ビジネスローンは使途自由の法人向け無担保ローン
と位置付けられています。
融資先の法人が事業資金として使うのであれば
- 商品の仕入れの費用でも
- 新規事業の事業資金でも
- 社員への給料の支払い資金でも
- 銀行融資までの資金繰りにも
- 他社の借入の返済費用でも
- ・・・
何に使っても問題はないのです。審査の際に資金の使途についてヒアリングはされますが、そのときに話した資金の使いみちと実際の資金の使いみちが違っていても、調べられるわけではないのです。
ただし、法人の場合には
法人格という法人に対して金融機関が融資をしているため
法人経営者本人が自分の家賃や生活費などに使うことはできません。法人の経営者は法人ではなく、個人なのです。
法人と個人の区別をつけることが必要になります。
個人事業主ならプライベートな資金に使っても良い
上記は法人の場合のビジネスローンの資金使途でしたが
個人事業主の場合
- 事業性資金として利用しても良いし
- 個人の生活資金として利用しても良い
というビジネスローンが多いのです。
個人事業主の場合には、ビジネスローンで借りたお金を事業の運転資金として使っても良いですし、借りたお金で海外旅行に行ってもいいのです。
個人事業主の場合はビジネスローンと言っても契約主体が個人なので、個人の生活資金と事業資金の区別がつかないのです。
これが法人経営者がビジネスローンを利用する場合と個人事業主がビジネスローンを利用する場合の大きな違いと言っていいでしょう。
ただし、ビジネスローンを提供している金融機関によって方針が違うので利用前に資金使途について確認しておくと良いでしょう。
まとめ
ビジネスローンで融資された資金ははあくまでも事業性資金に対して利用するものと考えておきましょう。
個人事業主の場合のみ、プライベートな資金に使っても良いというカードローンがあるのです。